M−1グランプリ2006

【審査員】(略名)
島田紳助(紳)、松本人志(松)、南原清隆(南)渡辺正行(渡)、
大竹まこと(大)、島田洋七(七)、中田カウス(中)

勝戦(8組+敗者復活組)


1.POISON GIRL BAND/570(紳76 松85 南85 渡75 大81 七83 中85)
このコンビ好きなんだけどな〜。
2004年に決勝進出した時も今回も、なんか微妙に彼らの普段のネタと違うんだな。
何がって細かい事は分かんないんだけど、私の好きな空気*1が出てないのかな…。
今回は特に1番手だったのも可愛そうだったよ…。


2.フットボールアワー/640(紳90 松90 南94 渡90 大91 七89 中96)
第3回チャンピオン。
フットが今回参戦するって聞いた時、正直どうでも良かった。
嫌いなコンビじゃないし、むしろ面白い*2コンビだと思うけど、今更感があるよ。
優勝した翌年なら初の連覇目指して!って感じで盛り上がっただろうに、*3「その年を見合わせたならもういいよ」って感じ。
ネタは面白かったよ。チャンピオンになった時のような勢いは無かったけどね…。


3.ザ・プラン9/597(紳83 松80 南89 渡80 大90 七82 中93)
ゴエ君はR−1に続きチャンピオンになれるのかっ!!(笑)が見どころの『M−1初の5人組漫才』。
そもそもプラン9って漫才だったんか?*4
5人で漫才やるって事は、ネタで5人必要なところを見せなきゃいけないと思うんだけど、今回のネタはイマイチだったかな…。後はテンポがそんなに早くなくて、5人がしゃべるから笑いの数が少ない感じ。*5だから、規定時間4分では面白さが伝わらないよ。


4.麒麟/627(紳88 松87 南91 渡89 大92 七86 中94)
ここは常連さんだね。
2001年の第1回大会で無名のダークホース*6で最終決戦まで残り、その後2002年の準決勝敗退以外は決勝戦進出を果たしてる*7安定したコンビ。
でも、だからこそ優勝が難しいコンビでもあると思う。他の出場者よりおもしろい事は勿論、どうしても過去のネタと比べちゃうもん。それだったら、チュートみたいに暫く不遇の時期があって復活!みたいな方がインパクトがあって新鮮。
今回も面白かったよ、普通に。それ以上を期待してた私が悪いんだよ…。
一番笑ったのは田村が川島に言った「麒麟はしっかりせぇよ!お前が!」ってやつ(笑)あれはアドリブだったのかな?それとも狙い??


5.トータルテンボス/613(紳87 松90 南88 渡85 大90 七83 中90)
あんまし記憶に無いな〜(汗)
でも、5位なんだよね…。
そこそこ面白かったとは思うんだけど、グっと来るものがないと言うか…華がない?


6.チュートリアル/664(紳97 松95 南95 渡90 大98 七92 中97)
今回は最初から飛ばして来たね〜♪前年度の教訓を生かしてかな?
前回、後半のHeat Upしてきたあたりから畳み掛けるような漫才を今回は最初からカマしてきた感じ。
最終決戦進出は納得の結果。
厳しく感想を言うと、漫才のパターンが単調だな〜と感じた。*8ある程度完成された漫才をやってる人達はパターンが出来上がってて仕方がないとは思うんだけど、やっぱり常に自分の想像の上を行って欲しいと思ってしまう…。*9でも、1コの面白いパターンを磨き上げて魅せれる彼らはやっぱり凄いです。


余談ですがチュートと言えば、WikipediaにM−1の決勝前にもかかわらず「M−1グランプリ優勝」と書き込まれていた(爆)*10


7.変ホ長調/576(紳82 松75 南84 渡79 大85 七83 中88)
意外に面白かったのがこのコンビ。
審査員が口々に「どう評価して良いか分からない」と言っていたのはもっともです(汗)
ネタは反則もので、こんな感じのネタを続けるならプロは無理だろうとは思うけど*11企画もんとしては楽しませてもらいました。


8.笑い飯/626(紳89 松89 南92 渡85 大90 七89 中92)
麒麟と1点差で惜しくも最終決戦進出を逃した笑い飯*12
ここも麒麟と同じく、過去の大会で破壊的に面白いネタを披露した事があるので*13そのネタを超えないと納得いかないと言うか…。
得点を見ると、私の好きな審査員の面々は笑い飯の方に高い得点を付けてたのでなんだかホっとした。
欲を言えばもう1ネタ見たかったけど*14最終決戦へ進んでも、今の笑い飯ではチュートには勝てなかっただろうとも思うのです(悲)


9.ライセンス/609(紳85 松85 南90 渡88 大89 七83 中89)
敗者復活枠。
このコンビは絶対コントだと思うんだけどな〜。*15
敗者復活戦会場→決勝戦会場間が渋滞で自転車で到着したってエピが一番面白かった(爆)




最終決戦(チュートリアル 7票/フットボールアワー 0票/麒麟 0票)
誰がどう見ても文句ナシのチュート完全優勝
フットはまだしも、麒麟は早送りしてやりたくなった。両者ともネタどうこうよりも“オチを噛む”“テンポがズレる”とかのミスが多すぎ!ネタを全部見終わる前に「チュート行ったね〜」って空気が日本全国に漂っていたよ…。




【最終結果】
チュートリアル
フットボールアワー
麒麟
笑い飯
トータルテンボス
6 ライセンス
ザ・プラン9
変ホ長調
POISON GIRL BAND

*1:彼らの持ち味

*2:上手い?

*3:第1回、第2回チャンピオンはそれぞれ10年目での受賞だったので、連覇を目指す土俵に上がるチャンスも無かった。

*4:過去には“テツ&トモ”とかも出てたからアリなの…か?

*5:オチに持って行くまでの手数が多いって言うのかな…。

*6:のちに麒麟枠と呼ばれるようになる。

*7:2004年は敗者復活枠

*8:去年のブラマヨの時も思った

*9:もしかしたら、M−1以外では他のパターンもやってるのかな?

*10:イタイ奴が居るもんだね〜と会社でちょっとした話題に(笑)

*11:本人達もプロになろうとは思ってないらしい。

*12:私は笑い飯が行ったと思った。好き故の贔屓目…?

*13:私の中ではその年の優勝者は笑い飯でした!!

*14:最終決戦での麒麟のふがいなさを目の当たりにしたら特に!!!

*15:ツッコミはまだしも、ボケは完全コント向きだと思うの。コントやってるライセンスは好きです。