少年メリケンサック

◆少年メリケンサック
監督 宮藤官九郎
出演 宮崎あおい木村祐一勝地涼田口トモロヲ三宅弘城ピエール瀧峯田和伸ユースケ・サンタマリア佐藤浩市


いや〜面白かった!映画館で普通に声出して突っ込んじゃった(笑)
でもクドカンが好き放題やってる感じが前面に出てるからクドカンの作品が肌に合わない人は絶対拒否かも?
キャストを見てもメインの方々以外は何かしらクドカンの周り*1でお名前を拝見した方が多かったですね。


前作の“真夜中の弥次さん喜多さん”の時は最後の方が意味分かんなくてついていけなくなっちゃったけど*2、今回のは分かりやすいラストで観終わった後ハッピーな気持ちになれた♪


パンク映画と言う事で*3最初から大音量でブチかましてくる。
音楽も前作に続き、向井さんが担当。
やっぱりクドカンは向井さんに絶対の信頼を置いているんだなーと思う。
実際、劇中歌も印象深くて知らず知らず口ずさんでしまっている。
メインテーマのみ峯田君が書いたらしい。
銀杏BOYZ苦手なんだけど、この映画で観たらなんかフィルター通して見ているようで意外に大丈夫だった(大丈夫だったってなんだよw)
しかしこれって“ニューヨークマラソン”ってタイトルなんだ・・・。
結局ラストの展開から考えるとタイトル違うんじゃないか?とも思うけど??



そんで、やっぱキャストが豪華だよね〜。
何より一番、あおいちゃんが可愛い!!そして巧い!!!
酔っ払ってるシーンなんて今にも吐くんじゃないかと思ったよ(笑)
篤姫の撮影の合間を縫って撮影されたこの作品を「こんなに違う役を〜」ってよくインタビューで言われてたけど、私的には結構似通った印象を受けたのよね、、、ビシっと啖呵切ってる感じとか特に。


そんなかんながデレ〜っとしちゃう彼氏役に勝地くん。
もうクドカンには彼はああ言うキャラにしか見えないんだろうね(笑)
クドカン絡みの作品以外では頭の切れる爽やか好青年&ちょっと暗め?なイメージなのに、今回またしてもちょっとアフォw
登場シーンのギターケースに書かれた“スガマサルです”で吹き出しそうになったもん。
まあ全編通して残念な感じの子でした。あっ!最後はいい感じに納まってた、、、のかな?


後は、、、オッサン4人?
浩市さんはいつもながら安定感があって安心して見ていられる。
冒頭の吐いてるシーンなんてこっちがもらいゲry)、、、えー、コホン。リアリティがあった!
“誰も守ってくれない”を観てからメリケンを観てって言ってたけど、こっち先に観ちゃいましたー!
ほとぼりが冷めた頃にDVDで観ようと思います。


キム兄の存在感(威圧感?)はいつもながら素晴らしい!
それでいてローマイヤ先輩バリの朴訥とした感じが良かった。
25年前を演じていた役者さんもあの“眼”で採用されたんだろうな。


(ペ)ヤングは魂の時の石鹸とほぼ同じ扱いだったと認識しています(笑)
違いはメリケンサックで付けられた湯切り穴の傷が付いてたのとモヒカンだった事?あと切れ痔もかっ!


田口さんは名前はよくお見かけするんですが、いつまでたっても顔が覚えられなかったのが今回でバッチリ覚えました!
でも、この役は25年前を演じている峯田君のインパクトが強すぎて…(苦笑)


その他で気になった人は、、、
そうそう、田辺誠一さん演じたTELYAは笑ったわー。
なんかガ○トを彷彿とさせるヴィジュアルといい、アクションといいw
出番少ないのにインパクト大きいね。
それから翔さんの登場シーン。
回転寿司の皿が回る速度が速いのなんのってww*4


エンディングテーマに使われてた“守ってあげたい”。
向井さんと峯田君が歌っているそうなんですが、もしかしてこないだのバレンタインナイトでセッションした曲ってコレですかね?
そうなってくるとM−ONを見逃したのが一層悔しくなってくるんですけどっ!




こちらは今日の戦利品。
パンフレットでけーよ!手提げ袋にぱつんぱつんに入ってたw
グッズもなにか欲しくて物色してたらストラップを発見!

ね?メリケンサックが可愛いでしょ??
携帯が傷つくから多分付けないと思うけどww

評価@★★★★★★★★☆☆

*1:魂関連やら、ラジオやら・・・

*2:あれは原作自体がもっと訳わからんという話もあるが・・・

*3:そんなこと言ってたかどうかは知らないが

*4:ここで「早いよっ!」って無意識に声出てましたw