アバター

◆アバター
監督 ジェームズ・キャメロン
出演 サム・ワーシントンゾーイ・サルダナシガーニー・ウィーヴァースティーヴン・ラング


本日、念願のアバターを観てきました。
公開から1ヵ月ほど経っているのに劇場はけっこう人が入っていてビックリ。
普段は字幕派の私ですが、今回は3D&日本語吹き替え版で観てきました。*1
年末に観た友人に3Dで観るなら吹き替え版が集中できて良いとアドバイスを受けたので、、、


ストーリー展開としては単純でほぼ想像通りの流れでした。
でもそんなマイナス要素を感じさせないほど“惑星パンドラ”の世界観が実に見事!
監督はこの仮想の惑星を地質、生態系、etc... 細部まで設定して作り上げたそうです。
そうして出来た惑星の描写がリアルであればあるほど観客はストーリーに深く共感できるのだと思いました。
キャメロン監督は「この映画は泣くシーンが2ヶ所ある」とプロモーション時に発言していたのですが、私は3回泣きました!(笑)



ナビィ族のヴィジュアルは好みが分かれるところでしょう。
友人は「青い人が気持ち悪くて観る気がしない・・・」なんて言ってましたが、私はあのブルーが良かったと思いました。
ただ、ナヴィに見慣れてきた(ナヴィが大きいと忘れた)頃に地球人と対峙するシーンなんかがあって「デカッ!」とビックリする事が数回ほど(笑)
圧倒的な緑の森とナヴィ族のブルー、動植物などで赤系の色を入れていてそのコントラストがキレイでした。
この映画の魅力はやはり世界観&映像美だと思います。なのでお家のTVなんかじゃなくて映画館のでっかいスクリーンで観た方がいい!と「青い人が気持ち悪い」発言をした友人にも力強く薦めておきました(笑)



今回3Dで観るにあたって心配だったのは3Dメガネ。
私は普段裸眼なのですが、映画や舞台を観るときだけ眼鏡をかけるので「ちゃんと3Dメガネをかけれるのかな〜?」と。
案の定、序盤はメガネのポジション決めでゴソゴソしてました(汗)
眼鏡をかけたままだとどうしても3Dメガネのフレームが視界に入ってしまい位置も安定しないので、最終的にはずーっと手でメガネを押さえながら観ることに・・・。この苦労と3Dの感動を天秤に掛けたら「3Dじゃなくても良いんじゃない?」という結論に達しました。
今までの飛び出す3Dとは違い、奥行きのある3D&自分がその空間にいるかのような気分になるとの触れ込みを聞いて過度の期待を抱いていたのがいけなかったのかちょっと期待外れで「おーっ!」と思ったのは主人公のアバターが滝つぼに落ちていくシーンぐらい、、、あのシーンは迫力ありました♪メガネのポジション決めでかけたりはずしたりを暫くしていたのですがメガネなしでも見劣りしないくらいの素晴らしい映像でした。
それでも「やっぱり3Dで」と言うならギリギリ視界いっぱいにスクリーンが入るぐらいの前方席が良いんじゃないかと思います・・・




評価@★★★★★★★☆☆☆

*1:主人公のジェイクの声がマイケル@プリズンブレイクの人だー!と思って帰って調べたらやっぱり同じ人@東地宏樹さんだった。