クワイエットルームにようこそ

映画化されるって言うんで読んでみた。
ホントは映画観てから読もうと思ったけど*1公式サイトの予告編を観たら読みたくなっちゃって。
んで、本屋さんに行ったら貧乏人にやさしく微笑みかける文庫本を発見したんで即購入。*2
活字数も多い本じゃなかったんで、読むのが遅い私でも数日の通勤時でサクっと読めました。


映画のキャストを知っちゃってた分*3想像を制限された部分があったかな〜とは思ったけど、面白かった。面白いと言う言葉は違う気がするけど、、、面白かった。
文章は読みやすいし、完全なるハッピーエンドじゃないところも好きな要素だ。


明日香は“自分の身に起こっている事は事故だ”と表現した。
人間は誰しも何かやらかしてしまう時はある。
自分も、ミキもそれが悪い方向に出てしまっただけだと。*4
だったら私でもクワイエットルーム行きになる可能性があるのだろうか?
そんな事を一瞬考えたけど、99.9%ないな。


私は明日香とは違ってそんなぶっ飛んだ人生は送ってこなかったし、どちらかと言えば堅実派。
でもマジメに考え込むかと言えばそうでもなく楽天的な方だろう。
マイナスな事があったら、それがどう変化してプラスになるのか?しか考えてない奴なので。
周りで鬱の人の話も聞くけど、自分がとなると考えられない。*5
その他、この作品の中に出てくる様々な症状も今の自分にはない要素の方々ばかりで…。



そう言えばキャストが発表された頃、鉄雄は松尾さんをイメージして読んでたって感想を見た。
私は、どっちかってーと明日香側の人でしょう?って思ってたから。意外だった。
ブログなり出版物なりを見てるとすごくそう思う。
「大丈夫かな、この人?」って。
でも、最近松尾さんがブログで離婚の原因に“おもしろいを受け止める器がもたなくなった”というような事を書いてらした。*6
それってまんま、てっちゃんじゃない??
脳内でてっちゃんを松尾さんに置き換えてみた、、、、、、やっぱり違う。
昔の松尾さんは良く知らないけど、少なくとも今の松尾さんは憂いと言うか陰がある。
なんかカッコいい感じのじゃなくって「大丈夫かな、この人?」ってやつね。


何にしても映画はすごく楽しみだ。
私は本を読んでて映画を1本観終えた感じでいるけど、それを裏切ってくれる内容でも、原作に忠実な感じでも。
犬顔家の時にも書いたけど、私はクドカンに俳優業は期待していない。
だけどこの映画を観たら、私は俳優・宮藤官九郎の事を気に入ると思う。
だって、予告編の「なんか、、レクター博士っぽいね。」に完全にやられましたから。
たぶん明日香との面会のシーンもいい感じになってると想像できる♪


あと、この作品を語る上では全く核から外れているとは思うけど、
てっちゃんが作家をやっていたあのバラエティ番組をが見てみたい。
ゴールデンではつまらなそうなので是非深夜でっ!



以上、書きたい事を書き連ねたら全く意味の分からない文章が出来上がったよorz
感想を語る前に文章力を磨くべきだね、自分。

*1:映画は小説を超えられないからね。

*2:文庫本出たばっかりだったみたい。グットタイミング?

*3:と言っても配役がちゃんと分かってたのは明日香とてっちゃんだけで、他は出るんだ〜ぐらい。

*4:本が手元に無いのでうろ覚えです。

*5:鬱はガンバリ屋さんがなりやすいって言うし。

*6:松尾さんの元奥様はそうとうパンチのある方で、数々の逸話を持つ方だったらしい。