監査法人/第1回「会社、つぶせますか」

サダヲも出るしvv“ハゲタカ”のような社会派ドラマと言うので楽しみにしていた“監査法人”。
会計士のお話で社会派ドラマと言う前知識のみで見始めたので最初はチンプンカンプンで、、、。
全6回しかないからか、第一回だからと言って登場人物の人となりや人間関係、公認会計士とは?みたいな事が細かくは描かれず、話を追って読み取れと言った感じ。一緒に見ていた母は「コレ第一話?」と言ってました(笑)
「監査」「公認会計士」「粉飾決算」等よく耳にする言葉だけど、ぼんやりとしか意味を理解していなかったから、視聴中の感想が「へー」「ほー」「そうなんだっ!」とかばっかり(苦笑)全話見終わった頃には少し賢くなってるかも?


納品前の建設現場を監査が入る前に見た目だけでも完成しているように見せようと奔走している姿は何だか痛々しい。
普通なら3日は掛かる足場の解体を「一晩でやれ!」って雨降る夜に足場の解体作業*1。事故が起こるな〜コレはと思ったら案の定。
体裁が悪いからか健司(塚本高史)達にプレッシャーを掛ける為か下請けの人間が事故死したら建設会社の社員にされてた。なんだかな〜と思った。


健司は正しい事をしていると信じて下しているのに苦い思いをする事ばかり。
粉飾決算をしている会社が悪い!と一言で言ってしまえば簡単だけど、その会社には多くの人が関わっていて潰れたら困ると思っている。監査法人もその行為を「ぬるま湯監査」で長年見逃してきた。篠原(橋爪功)曰く「厳格監査をしていたらほとんどの企業は残らない」という腐った経済に鋭いメスを入れれば膿も出るけど一緒に大量の血液も出てしまうだろう。ぬるま湯に浸かってきた会社も悪いけどイキナリ何の前触れもなく「厳格審査」をされるってのはちょっとかわいそうな気がする。少しずつ正しい在り方に誘導していくってやり方じゃダメなんだろうか…。(甘い?)


小野寺(豊原功補)が過去に倒産に追い込んだ会社や今回の建設会社の粉飾決算はどうやら銀行が仕掛けたらしいけど、世の中ホントの黒幕はそのバックの「日本は自分が動かしてる」ぐらいに思ってる一部の人たちなんだよね、きっと。



サダヲは2シーンだけでまだ出番が少なかった。
公式のキャスト紹介見た感じではこれから何かやらかしてくれるようです。
役名「井上涼」って言うんだ、、、涼って(笑)
なんか爽やかな名前だけど「企業家を目指す夢想家」ですって*2

*1:足場組むのって結構お金掛かるのにもったいな〜い!!

*2:写真も何かホ○エモンみたいに見えてきた(笑)