Piper10周年記念公演第2弾/ベントラー・ベントラー・ベントラー

ベントラー・ベントラー・ベントラー in 愛知県勤労会館 10月25日
作・演出:後藤ひろひと
出演:Piper(川下大洋後藤ひろひと山内圭哉竹下宏太郎腹筋善之介
   guests(楠見 薫、平田敦子鈴木蘭々松尾貴史



なんて意味の無い舞台w(注:褒め言葉です)
MIDSUMMER CAROLを観て後藤さんの芝居に興味を持ち、行ってみようと思ったこの芝居。
心配していた席も端っこながら観やすい席で、上手側だったのでカーテンコールの時も圭哉さんが目の前でvv


公演チラシを見ただけでは「何のこっちゃ?」な芝居だったけど、観た後の感想もほぼ変わらず(笑)
でも大笑いしてきた事だけは確かだ(爆)
途中すんごく眠くなってどうしようかと思った事も確かだ!*1
でも後藤さんが出てきて救われたよ。あの人作家のくせに一番オイシイ役じゃないか!笑いも一番取ってたよ?
パコネタも反則だろうってぐらいに連発してたし。
最後のシーン「で?」「んで?」「べつに?」の三段オチは一番ウケてたよね?
その前までの芝居はこの台詞の為のフリか?ってぐらいに(爆)


出演者も知らない人ばかりだと思い込んでいたら、川下さんと腹筋さん以外拝見した事のある方ばかりでした。
それでも楠見さんと平田さんは公演中ずーっと「何か見たことあるよな〜」と考えて、帰りの車の中で気付きました。
「“MIDSUMMER CAROL@楠見さん”と“SP@平田さん”に出てた人だよねーっ!!?」と。
蘭々は公演10日前に急遽平山あやさんの代役に抜擢されたそうで*2大変だったと思うけど、カーテンコールで最前列のお客さんからお花を贈られてビックリしてたけど嬉しそうだったね。圭哉さんと「貰ったの?」「うん、分かんないんだけど。」な感じで話したり、お花を見ながら「キレイ〜v」って言ってたり*3
松尾さんは良かったです、胡散臭い感じが(爆)とても役に合ってました。カーテンコールの挨拶でも無意味にジャケットを脱いでみたり、そのジャケットを挨拶中の後藤さんに羽織らせてみたり、自分の行為にツボって笑ってみたり、、、うん。良かったです!ちなみに蘭々とは違う方からお花を貰ってました。その二人が交差して客席に帰る様子はさながら演出のようでした(笑)*4


全体的にすんごく笑ったんだけど、何に笑ったんだか忘れてしまうほどです(笑)
ひとつテンドン×テンドンで何度も出てきた“上手エレベーターの鍵”ネタがあるんですが、後藤さん演じる宇宙服を着たオッサン(たぶん本木の元上官と思われる)が鍵を鎖した時は先読みしすぎて会場に私のバカ声だけが木霊してしまった(照)周りにはその前の笑いに乗り遅れた鈍い奴か、何公演も観てて先笑いしちゃってるイタイ奴と思われたかな(ノд`@)アイター


そして今回の一番の収穫は腹筋さんかな。
出てきた時の木偶の坊っぷりは何処へやらとばかりに後半のキレのある動きに心奪われました(笑)
どうも私は舞台で動ける役者がお好みのようです。


カーテンコールは何回あったんだろう?「まだやるか??」ってくらい客席の拍手(手拍子?)は鳴りやまず。2〜3回目にはスタオベしそうなお客さんを圭哉さんが「そんな芝居ちゃう!さっき『で?』で爆笑してたやないか!?」と突っ込む場面も(爆)でもあれって新感線もそうだけど、最後に流れる曲に合わせて手拍子してその流れで鳴りやまないってのもあるよね。
それにしても素で舞台上にいる圭哉さんは終始不機嫌そうに見えてドキドキする(*´-ω-`)・・・フゥ
「この名古屋公演なんか私たち失礼なリアクションしましたか!?」と無駄に心配する(*´-ω-`)・・・フゥ
実際そんな事はないんだろうけど、、、ね(*´-ω-`)・・・フゥ
最後に「2階までお客さんが入ってますね〜。」って言われた時も「すいません。いつも入ってないですか?すいません。こんな土地柄で。がんばりますからこれからも名古屋飛ばさないでください」って気持ちになってた。がんばるったって何を?って話だよ。
あの人カーテンコール中に2本ぐらいミネラルウォーター飲んでらっさったよ。


そして開演時間が16:00とえらく中途半端な時間だな〜?日帰りなんじゃないの!?と思ってて、さっき圭哉さんのブログを見たらホントに名古屋日帰りだったそうで。天むすだけじゃなくて泊まりでもっと美味しい名古屋飯を次回は是非!

*1:16:50〜17:15辺り、、、時計を何度も見てる時点でヤバイだろうよ。

*2:キレイでも酒井若菜さんの代役だったよね。The 代役女優だね(笑)まあ、それだけ急でも使えるって名前が挙がるんだから実力があるって事なのかな?

*3:声が聞こえてた訳じゃないから私の妄想かも?

*4:松尾さん下手側、蘭々上手側でお客さんがセンターだったので特に