R−1ぐらんぷり2009

遅ればせながらR−1の感想でも。


昨年までの日曜の夕方にひっそりやってます感がゆるかったこの番組も今回からゴールデン進出。
そのゆるさを残ししつつゴールデンに上がったお祭り騒ぎが裏目に出たかなと思う。
やっぱり決勝でネタ1本(最終決戦ナシ)、ひとり毎に採点という方式なのにあの点数の付け方はダメでしょう?
特にミッチャンの100点はひどかったorz
あと、なんか前半特にだけど音声トラブル(?)多くなかった?
ときどき音が拾いきれてないというか・・・。


でも今回から採用されたサバイバルステージから勝ち上がった2名が決勝の1・2番手でやるのは良かったと思う。
正規ルート(?)で決勝に上がったメンバーがトップバッターと言うかなりのマイナス因子を回避できるから。

めちゃイケ笑わず嫌い王で初めて見てハマった夙川アトム
ネタ中のどーしようもなさ*1とキャラの鎧が外れた時のあの怯えた眼がとても印象に残った(笑)
今、イチ押し☆ピン芸人♪ 見飽きてきたら分かんないけど、、、w
まあ上位に入るとは思ってなかったから結果には特に感想はないけど、私の中では岸学よりは上に行っていたと思う!
、、、うん、どっちみち敗者復活2名が9位、10位ってことですかな。

上に書いた通りで私の中では最下位だった。
まあ、若干似ているぐらいの瞬間芸のジャックバウワーで約4分のネタがきつかったって事なんだと思う。
それでも演者の演技力や意外性のあるどんでん返しがあれば違ったのかも。
24好きとしては嫌いじゃないし、ここのコンビはジャックネタでこんだけ押しちゃって今後は大丈夫なんだろうか?といらぬ心配をしたりもしている。


ただ、やっぱり純粋にジャックの物まねという点では“めざましTV”見たエハラマサヒロの方が上だった(笑)

コンビの時からお気に入りの芸人さん。
どちらかと言うとコンビの時のネタのが好きだったけど*2ピンになってからも相変わらず面白い。
トツギーノ」「贈るほどでもない言葉」と初見でバカ笑いしたネタからすると今回のネタはそこまでじゃなかった。
エンジンかかるのが少し遅いと言うか、バカリズムにあの時間じゃ短すぎると言うか、、、。
都道府県の説明が“総人口”じゃなくて何か別のモノでも良かったんじゃないかな。
その後の「持つとしたら…」を活かすようにフリは大人しくって事なんだろうけど。
最初のうちはプチ情報ぐらいの軽めのもので、だんだん突拍子もない紹介になっていくって感じだったらダメかな?*3
短い時間で印象を残すには笑い手数を増やした方が効果的だと思うんだよな〜。
でもお客さんを引き込む構成はやっぱり巧い。
ネタが進むにつれて「持つとしたら?」と言うのをお客さんが自然に考え始める。
そこをどれだけハズせるかが勝負なんだな。


次のエハラマサヒロに一位から引きずりおろされた時の「(優勝を確信して)優勝賞金の500万円をどう持とうか考えてた」と言うコメントが良かった(笑)

初めて見たのは、年明けの“さんまのまんま”で今ちゃんが今年イシ押し☆芸人として紹介してた時。
ぐっさんバリの芸達者でと紹介されていただけあって、なるほど、ぐっさんっぽい。
強いて言えば、ぐっさんより爽やかな感じでぽっちゃりしている点だろうか?
あれでトークもイケるのであればこれからいろんな番組で目にする事になるんだろうな〜と思った。
切り取って見ても笑えるネタ、ちょっとキャラクターっぽい容姿、芸達者。
これだけあればどのTV番組でも使いやすい芸人さんだろう。
でも得点は高すぎるでしょう?
曲者ぞろいの今大会でこんなストレートな芸を見せられたからビックリして点数入れすぎちゃったのか??

  • サイクロンZ(6位)

初めて見ましたが結構好きです♪
でも、どこかで見たことあるネタの気もするんだよな〜。
でも、この人知らないし、、、似たようなネタを他の人がやってなかった?(笑)


動きのキレが無駄に良いところが良かったw
それとB’zの“愛まま”が使われてたので過剰に反応してしまったのですvv
でもイチ押しネタの“愛まま”より好きなのは「愛に気づいてく・だ・さ・い〜♪」かな。
やっぱり短くて爆発力があるものの方がインパクトが強い。
長いものは無理が出てくるしね〜。

もともと好きじゃないってのもあるんだけど1mmも笑わなかった・・・。
ネタ中はたぶん(ー ー)こんな顔してたと思う。*4
彼女の場合はネタがどうこうよりもネタ以外の時にキャラを付き通そうとするあまり(?)やり過ぎるところが嫌い。
くらべていいか分かんないけど“渡辺直美”は引き際が素晴らしいと思っています。


あと“エンジェル様”に変わる時の上からのアングルの映像は必要無かったと思うよ。

この方も初めて見ました。
話題になってた俳優さんが決勝に残った!って方ですね。
まずね、滑舌が良い!鳥居みゆきの後だからなおさら際立つ!!
ネタはもっとマニアックなものになるのかと思って期待してたら、意外にそうでもなかったのが残念。
ただ、もうちょっと他のネタも見てみたい。それ以前にあるのか?他のネタ(笑)

ラストに向かって笑いが上がっていく感じは一番だった。
前半は「えっ、こんな感じが続くの・・・?」っがっかりしたけどゴルゴが出てきた辺りからは面白くなっていった。
最後には声にエコーがかかってる事すらなんか面白かった(笑)
フリップをめくるのは上からじゃないとダメなのかな?あれがやりにくそうに見えて気になった。

相変わらずあべちゃんでした(笑)
今年でR−1卒業を宣言してるそうで、、、正解だと思います。
これだけ変わる気のないあべちゃんは今後も優勝するのは難しいと思うから。
でも私は“ちょいウザ”好きですよ♪

エハラマサヒロをこのまま優勝させていいのか!?
みたいな空気を誰ともなく察知して高得点につながった感が否めない中山功太


彼は“なるとも”での映画紹介のコーナーが印象が強く、年1回R−1でネタを見るくらい。
ネタは今までで一番好きだったし、確かに面白かったけど最後まで淡々と進む繰り返しでちょっと物足りない感も・・・。
ひとつのネタが終わった後の真顔に戻るタイミングが回を重ねる毎に面白くなってくる(笑)
あと、これは自分のせいもあるかもしれないけどあまりに単調すぎてネタの最後ちょっと眠くなってきてたzzz
最後に向けて笑いが大きくなっていく構成にして欲しかったな。





総評。バカリズムCOWCOW山田與志中山功太で最終決戦するのが良いと思うよ。



という感じで、ちょっと若干不満を残した終りだったので感想を書く気はなかったんだけど、このニュースに突っ込みを入れたくて、、、

優勝直後、賞金500万円について、父親の会社が倒産したため売りに出されている27LDKKKの豪邸を買い戻す頭金にすると宣言。この日も「平屋でもいいから、ばらばらになった家族を取り戻したい」と意欲を見せていた。

優勝者の中山功太が「賞金は父親の会社が倒産して売りに出した実家を買い戻す為の頭金にしたい。」と言っていたのは知っていたが、27LDKKKってどんなだよっ!?ちょっと引いたよ!!そもそも500万円の頭金ごときで買い戻せるものなん?

*1:権力に媚びへつらい、自分のフィールドでは傲慢な態度でと言う昔のTVマンのイメージを具現化したキャラ

*2:相方さんのキャラが好きだったのもある

*3:ここで提案してどうする?w

*4:こないだレッドカーペットで初めて姫ちゃん(?)を見た時も同じ顔をしてたらしい。