ジェネラルルージュの凱旋
速水先生カッコいー!!!そりゃ惚れるわvvv
読み終わった直後の感想はこの一言に尽きる(笑)
速水先生=堺さん*1で脳内変換されてたからカッコよさが倍増したのかもww
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: 文庫
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普段は本の感想なんて書かないけど、この作品は読み終わった後のテンションが一番高くて!!(笑)
やり場のない想いをここに書いちゃおう!と。
本当にラストに向けての展開が素敵すぎて!!本を読むのが奇跡的に遅い私が下巻の半分くらいを一気読みしちゃいましたから♪
海堂尊氏のシリーズはこの作品で4作目*3。
ジェネラルルージュはバチスタ事件から一年後と言う設定だけど、その他の2作品はほぼ同時期で微妙に絡み合っています。
「おいおい、こんなに一気に重大事件が起こるかよ?」と言った突っ込みは別次元に置いといて、、、
前2作を読んでいるからこそ、この作品にさらに深みを持たせることが出来たんだと感心してしまいます。
映画に間に合わなかったとしても読んで良かったな〜と。
もう映画は全国で数えるほどの映画館でしか上映されていないのでDVDを大人しく待ちます(笑)
このシリーズの最大の魅力と言ったら各キャラの立ち具合が素晴らしい!と言うのが一番でしょう。
その中でも特に男性キャラが凄く魅力的に描かれていると思うのです。*4
それは作者本人の人物像が反映されているのか、周りの現役医師達のエッセンスが盛り込まれているのか・・・。
コンピュータ*5でシュミレーションしたらそれぞれが魅力的なドラマを演じてくれそうなぐらい!
でもそれが映像化されちゃうと、、、
映画版は田口先生が女に設定変更されてるから問題外だし*6、
TV版も田口先生は男になってたけどやっぱ違うし、、、。
いつか原作を忠実に再現した映像作品をやってくれないかしら♪待ってるファンは大勢いると思うぞ♪♪実現は難しそうだけど・・・orz
シリーズを通して読んでいると、作者の海堂氏*7は、小説を書きたいと言うよりも医療現場の問題点を広く世間に知ってもらいたいと思ってる感じがするんだよね。
そしてその目論見はそうとう成功してると思う。
AI(死亡時画像処理診断)とかドクターヘリ導入とかやった方がいいんじゃないか!?とか完全に感化されてるファンがここに一人(笑)
次の“ブラックペアン1988”も早く読みたい!!
*1:映画で速水先生を演じた
*2:前作チームバチスタの事を考えるとぜーーーったい映画キツいから、、、。それだったら100%原作を楽しんでから観た方がいいと思って。
*4:女性キャラはイマイチなんですよねー。強いて言うなら猫田師長をもう少し深く掘り下げてみてほしいかも。
*5:舞台となる“東城大学医学部付属病院”に各キャラをインプットした奴らを放り込んで、、、みたいな。
*6:田口先生のキャラが好きなのにー!だいたい他の主要人物との関係性が変わってきちゃったらエピソードも変わってきちゃうでしょ!!どっちかって言うと白鳥の方が女でもまだ許せる気が・・・あっ、でもそうすると姫宮に影響が出てくるか(ブツブツ・・・)
*7:現役病理医